【環境②】あなたの「当たり前」は、誰がつくりましたか?
環境は人をつくる。
私は、これは事実だと思っています。
幼少期の家庭環境。
学校。
友人。
職場。
人は、自分が身を置いた環境から大きな影響を受けます。
だから、「環境は関係ない」と言うつもりはありません。
むしろ、環境は人生を左右するほど大きな存在です。
私自身、幼少期の食卓は好きではありませんでした。
両親が言い争うことが多く(まあ、一方的な暴言ばかりだったけど)、食事の時間が苦痛だったからです。
私は親と目を合わせたくなくて、お菓子の袋に書いてある文字を夢中で読んでいました。
今思えば、文字を読んでいる間だけ、その場から少しだけ逃げられたのかもしれません。
そして48歳になった今、ふと気付いたことがあります。
私は文字を読むことが好きです。
文字を書くことも好きです。
こうしてコラムを書き、自分の考えを言葉にして、誰かへ届けようとしています。
もちろん、幼少期の出来事が直接の原因なのかは分かりません。
でも、私は思うのです。
あの環境が、今の私の一部をつくったのかもしれない。
ここで勘違いしてほしくないことがあります。
私は「あの環境で良かった」と言いたいわけではありません。
苦しかった環境は、苦しかったままでいい。
つらい経験を美化する必要もありません。
しかし、その環境から生まれた自分の特徴まで否定する必要はないと思うのです。
環境は人をつくります。
でも、その環境がつくった特徴は、未来のあなた次第で武器にもなります。
私は文字を読むことから始まり、今では文字で人に何かを届けることが仕事の一つになりました。
もし幼少期の私に、
「将来、お前は文字を書いて人に考え方を伝えているぞ。」
と言っても、きっと信じなかったでしょう。
だから私は、環境をこう考えています。
環境は人をつくる。
しかし、その環境がつくった自分を、どう生かすかは自分で選べる。
そこから先は、誰にも決められません。
あなた自身が決めることができます。
もしかすると、あなたが今まで嫌だと思っていた自分の特徴も、未来では誰かの役に立つ才能へ変わる日が来るかもしれません。
今日の一歩
自分の「当たり前」を一つ思い浮かべてみてください。
「私は昔から○○だ。」
そう思っていることはありませんか?
そして、自分に問いかけてみてください。
「その特徴は、本当に生まれつきなのだろうか。それとも、今までの環境が育てたものなのだろうか。」
答えはすぐに出なくても構いません。
でも、その問いを持つことが、新しい自分を知る第一歩になるかもしれません。



