【意思①】意思とは、何度も発揮する瞬発力である

「意思が強い人になりたい。」

そんな言葉をよく耳にします。

一般的には、意思とは「諦めない力」や「継続する力」と考えられています。

しかし、私は少し違う考えを持っています。

ボスガエル理論でいう「意思」とは、瞬発力です。

もちろん、長く続けることは大切です。

しかし、人は「一年間頑張ろう」「十年間頑張ろう」と思っても、その気持ちを持ち続けることは簡単ではありません。

だから私は、意思を細かく刻みます。

「この30分だけ集中しよう。」

「この1時間だけ営業を頑張ろう。」

「この研修だけは、参加者の考え方を変えよう。」

「この面接では、この会社の魅力を最大限伝えよう。」

その一つひとつの場面で、自分の意思というスイッチを入れます。

私は企業(クライアント)の採用面接を代行することがあります。

面接官として最も大切にしていることは、応募者を評価することではありません。

「この会社の魅力を最大限伝える。」

その意思を持って面接に臨むことです。

その瞬間に、話し方も、表情も、質問の仕方も変わります。

同じ30分の面接でも、意思があるかないかで、相手に伝わる熱量は大きく変わるのです。

営業も同じです。

「一年間頑張ろう。」

そう考えると、人は動けなくなります。

しかし、

「この1時間だけは本気で営業しよう。」

そう決めることならできます。

その1時間が終わったら、また次の1時間。

その積み重ねが、一日になり、一週間になり、一年になります。

勉強も同じです。

「一年間勉強しよう。」

ではなく、

「この30分だけ集中しよう。」

その小さな意思を何度も入れ直すことで、人は継続できるのです。

私は、意思とは精神論ではないと思っています。

自分の能力を最大限発揮するためのスイッチです。

だから意思は、一度持てば終わりではありません。

営業の前。

勉強の前。

面接の前。

研修の前。

その都度、自分に問いかけます。

「この時間で、私は何を成し遂げたいのか。」

その瞬間に意思というスイッチを入れる。

その小さな瞬発力を何度も繰り返すことが、大きな成果へとつながっていきます。

そして、その積み重ねを記録することで、自分の成長は見えるようになります。

私は、強い意思を持ち続ける必要はないと思っています。

意思とは、一度持つものではない。

何度も発揮する瞬発力なのである。

<今日の一歩>

今日やるべきことを一つ決めてください。そして始める前に、自分へ問いかけてみましょう。
「この30分、この1時間で、私は何を成し遂げたいのか。」
その一瞬の意思が、あなたのパフォーマンスを大きく変えてくれるはずです。