【変換①】人生は出来事ではなく、意味付けで変わる

ボスガエル理論の最後のカテゴリーは「変換」です。

私は、変換とは「ポジティブシンキング」のことだと考えています。

ただし、「何でも前向きに考えよう」という精神論ではありません。

起きた出来事の意味を、自分の成長につながる形へ変換する力。

それが、ボスガエル理論でいう「変換」です。

私は過去に借金を抱えたことがあります。

当時は、「なぜ自分だけがこんな目に遭うのか」と考えることもできました。

しかし、その出来事を「人生を見直すきっかけ」と捉え直しました。

その後、ベトナムへ渡航し、多くの人との出会いや価値観に触れました。

日本では当たり前だと思っていたことが、海外では当たり前ではない。

逆に、日本だからこそ求められる価値があることにも気付きました。

この経験を通じて、私は一つの考え方を手に入れました。

「過去は変えられない。でも、その意味は変えられる。」

借金という出来事は消えません。

しかし、その経験を「人生最大の失敗」と考えるのか、「今の自分をつくった財産」と考えるのかで、その後の人生は大きく変わります。

そしてベトナムで得た気付きは、「起業のネタ」として持ち帰ることができました。

旅行で終わらせることもできた経験を、未来への投資へ変換したのです。

これまで紹介してきた、人脈・行動・否定・規模・予習・設定・環境・意思・視点。

これらすべては、最後に「変換」があって初めて人生の力になります。

同じ出来事でも、人生を止める人と、人生を進める人がいます。

その違いは、能力ではありません。

出来事をどのような意味に変換するか。

その力こそが、人生を大きく左右すると私は考えています。

〈今日の一歩〉

今日あった嫌な出来事を一つ思い出してください。

そして、「この出来事は、自分に何を教えようとしているのか?」と問いかけてみてください。

その答えを見つけられた瞬間、あなたはすでに「変換」を始めています。