【否定①】自己肯定と自己否定

以前、20年ぐらい前ですけど、ある上司からこんな言葉を教わりました。

「成長したいなら、常に自己否定をしなさい。」

当時の私は、その言葉を「今の自分に満足せず、もっと良くするために自分を見つめ直すこと」だと受け取りました。

その後、その考えを部下(当時40代後半女性)に伝えたことがあります。

すると、こんな返事が返ってきました。

「でも、今は自己肯定の方が大事じゃないですか?私はそれが信条なんですけど・・・」

確かに、その通りです。

しかし、その時私は一つ気付いたことがありました。

自己肯定と自己否定は、反対の言葉ではないということです。

自己肯定とは、自分の存在や価値を認めること。

一方で自己否定とは、自分の考え方や仕事のやり方を見直し、「もっと良い方法はないか」と問い続けることです。

「自分はダメな人間だ」と思うことは、成長につながる自己否定ではありません。

「今のやり方が本当に最善なのか?」と問い続けることが、本当の自己否定だと私は考えています。

もし現状を一切疑わなければ、人は変わることができません。

だから私は、自己肯定で自分を支え、自己否定で自分を成長させる。

その両方が必要なんだーって思っています。

おすすめの行動>

・「自分はダメだ」ではなく、「もっと良い方法はないか」と考える習慣をつける。
・一日の終わりに、「今日改善できたこと」と「明日改善したいこと」を一つずつ書き出す。
・他人からの意見を否定せず、一度受け止めて考えてみる。

【今日の一歩

今日一つだけ、「いつもこうしている」という仕事や習慣を思い浮かべ、「もっと良い方法はないか?」と自分に問いかけてみましょう。
その一歩が、次の成長につながります。