【行動】「普段しない小さなこと」が、現実を動かす?

前回の「人脈」では、理不尽な存在すら反面教師(踏み台)として都合よく解釈し、跳躍のエネルギーに変えるというお話をしました。
この回から見た人にはちんぷんかんかもしれませんが。

では、そのエネルギーを私たちは何に使うべきだと思います?

それが、今回のカテゴリーである「行動」です。

多くの人は、「行動する」という言葉を大雑把にとらえすぎて自滅しています。
「行動力を上げよう」「大きな挑戦をしよう」と力むから、脳が恐怖のブレーキを踏んで足がすくむのです。

ボスガエル理論では、まず「行動」の定義をシンプルに定めます。

1. 行動の定義:意思と行動は「完全に別物」である

行動とは、「やる」と決めたことを、実際にやること。

ただそれだけです。

「やるぞ!」と決意すること(意思)と、それを肉体を使って体現すること(行動)の間には、深い川が流れています。

お腹が空いたら、私たちはノータイムでご飯を食べます。そこにはブレーキも言い訳もありません。人は本来、勝手に行動する生き物なのです。

しかし、それが「他人の目」や「失敗の恐怖」といった社会的欲求になった瞬間、頭はクリエイティブに言い訳を始めます。行動できないのではない。脳が勝手にかけたブレーキに、あなたが負けているだけです。

2. 小さなことでいい。普段していないことをするだけで何かが変わる

行動は、何も「起業する」とか「転職する」といった大層なことばかりではありません。

「普段やっていない、小さなこと」をする。実は、これだけで世界は一瞬で変わり始めます。

例えば、普段は声をかけない部下に「最近どう?」と一言声をかけてみる。

いつもはスルーする同僚に、缶コーヒーを一本差し入れてみる。

普段なら後回しにするメールに、その場で即レスしてみる。

こんな些細なことであっても、あなたが「普段していないアクション」を起こした瞬間、現実からはそれなりに必ず「結果」が返ってきます。

3. 行動の結果は「3つ」しかない。ボスガエル理論ではそれを「ジャッジ」しない

行動した結果、返ってくるリアクションは次の3つだけです。

①成功する:思った通りの良い反応、成果が返ってくる。(前に進む)

②失敗する:思った通りにいかない。だが、「この方法ではダメだ」という強力なデータが手に入る。

③変わらない:一見、何も変化がない。だが、これも「この程度の刺激では、まだ現実を動かすには足りない」という立派なフィードバックである。

オタマジャクシは「成功」だけを求めて、失敗や無反応を恐れて何もしません。

しかし、ボスガエルは違うんです。

どんな結果が返ってこようとも、それは「行動したからこそ得られた、現実からの生データ」です。
それを受け取って、ただ「じゃあ次の一手はどうする?」と淡々と進めるだけ。
だから、行動することへの恐怖がそもそも存在しないのです。

一度の行動では何も変わりません。しかし、繰り返すことでそれは脳の回路となり、あなた特有の「行動パターン(クセ)」になります。

まずは、あなたが今日「普段やっていない小さなこと」の引き金を引くことから始まります。

<おすすめの行動>

 「普段やらない小さなこと」を1つだけ探す:

部下への挨拶のトーンを上げてみる、普段行かない店でランチを食べるなど、日常生活の中で「いつもと違う選択」を意識して1つだけ実行してみてください。返ってきた相手の反応(結果)を観察してみましょう。

【今日の一歩】

 スマホの連絡先を開き、最近連絡をとっていなかった相手に、「元気?」と1行だけでいいので今すぐメッセージを送ってみる。

出来ますよね?