【規模②】掲げる規模が、自分の基準を決める

「そんな目標、本当に達成できるの?」

大きな目標を掲げると、必ずそう言われます。

でも私は、目標は達成するためだけに掲げるものではないと思っています。

2001年、私は部下と二人でモバイル広告代理店を立ち上げました。

当時は、親会社が広告代理店へ営業をしていましたが、思うように売れませんでした。

「それなら、自分たちで売ろう。」

そんな発想から始まった、小さな会社でした。

ところが、会社には一つの合言葉がありました。

「打倒 電〇」

社内では、その言葉が書かれたハチマキを巻いて仕事をしていました。

正直に言えば、本気で電〇を倒せるなんて思っていませんでした。

それでも、その言葉を掲げることには大きな意味がありました。

なぜなら、目標の規模が変わると、自分たちの基準が変わるからです。

「打倒 電〇」を掲げると、

営業の質も変わる。

組織の作り方も変わる。

採用の考え方も変わる。

一つひとつの判断基準が、高いレベルへ引き上げられていきました。

結果として、会社は約3年~4年で年商50億円規模まで成長しました。

もちろん、それは「打倒 電〇」を達成したという意味ではありません。

しかし、もし最初から「まずは1億円を目指そう」という目標だったら、同じ結果にはならなかったかもしれません。

ボスガエル理論でいう「規模」とは、目標の大きさではありません。

掲げる規模によって、自分自身や組織の基準を引き上げることです。

目標は、未来を約束するものではありません。

今日の判断を変え、今日の行動を変え、自分の成長基準を変えるためにあります。

だから私は、目標は少し大きく掲げるのではなく、思い切って突き抜けるくらい大きく掲げた方がいいと思っています。

<今日の一歩>

今、自分が掲げている目標を見直してみてください。

その目標は、自分の基準を引き上げるほどの規模になっていますか。

もし答えが「いいえ」なら、達成できるかどうかは一度脇に置いて、思い切ってもっと大きな旗を掲げてみてください。

その旗が、未来ではなく、今日のあなたを変えてくれるはずです。