【予習⑤】本番を復習に変える力
「予習は大切です。」くどいですよね、、、でも、
学生時代、何度も先生から聞いた言葉ではないでしょうか。
しかし、なぜ予習が大切なのかまで考えたことがある人は少ないかもしれません。
私は、予習の最大の目的は「本番を復習に変えること」だと考えています。
例えば、授業。
予習をして授業を受ける学生は、先生の話を初めて聞くわけではありません。
「ここは予習した内容だ。」
「この部分は自分の理解と違っていた。」
「ここが分からなかったから、今日は集中して聞こう。」
そんなことを考えながら授業を受けています。
つまり、授業そのものが復習になるのです。
一方、予習をしていない学生は、授業が最初の学習になります。
先生の話を理解することに精一杯で、内容を整理したり、疑問点を深く考えたりする余裕がありません。
この考え方は、社会人になっても同じです。
会議の資料を事前に読んでおく。
商談相手の会社を調べておく。
研修の内容を少しだけ勉強しておく。
たったこれだけでも、本番の時間は「初めて知る時間」ではなく、「理解を深める時間」へと変わります。
私はさらに、一歩進んだ予習をおすすめしています。
それは、挑戦したいことを人に話してしまうことです。
「来月から始めます。」
「この資格を取ります。」
「こんな仕事に挑戦します。」
人に話すことで、自分自身が行動しやすい環境を先につくることができます。
予習とは、知識を増やすことだけではありません。
未来の自分が動きやすくなるように準備をすること。
それが、本当の予習ではないでしょうか。
今日の一歩
明日の予定を一つだけ予習してみてください。
会議の資料を5分読む。
訪問先を調べる。
あるいは、「明日これをやります」と誰か一人に話してみる。
その小さな予習が、本番を「初めて学ぶ時間」から「成長する時間」へ変えてくれるはずです。



