【視点③】報・連・相は、自分ではなく相手の視点で考える

仕事をしていると、こんなことを思うことがあります。

「え?こんなことまで報告する必要があるの?」

私自身、以前はそう感じることが何度もありました。

自分の中では、

「問題なく進んでいる」
「自分で対応できる」
「わざわざ伝えるほどのことではない」

そう判断していたからです。

しかし、あるクライアントとの仕事を通じて、報連相に対する考え方が大きく変わりました。

その社長は、とても細かいところまで報告を求める方でした。

最初の頃は、

「そこまで確認するのか」
「そこまで報告が必要なのか」

と思うこともありました。

でも、3年間一緒に仕事をする中で気づいたことがあります。

それは、報連相の基準を決めるのは、自分ではないということです。

自分にとって必要かどうかではなく、相手にとって必要かどうか。

ここが大切なのです。

例えば、自分では小さな出来事だと思っていることでも、経営者から見れば重要な判断材料になることがあります。

逆に、自分では大丈夫だと思っていても、相手からすると「何も情報がないこと」が一番不安になる場合があります。

報連相とは、単に情報を伝える作業ではありません。

相手に安心してもらうための行動なのです。

ボスガエル理論の「視点」とは、まさにこういうことです。

自分の価値観だけで物事を判断するのではなく、相手の立場から考える。

「相手は何を知りたいのか」
「相手は何を不安に感じるのか」
「相手が安心して任せられる状態とは何なのか」

そこまで考えることで、仕事の質は変わります。

もちろん、会社によって報連相の文化は違います。

細かく共有することを求める会社もあれば、重要事項だけを求める会社もあります。

大切なのは、自分のやり方を押し通すことではありません。

相手が求めているものを理解し、それに合わせて自分を変化させることです。

成長する人は、自分の正しさを証明する人ではありません。

相手の視点に立ち、自分を変えることができる人です。

<今日の一歩>

あなたは今、「これくらい言わなくても大丈夫だろう」と判断していることはありませんか?

一度、相手の立場になって考えてみる。

その小さな気づきが、信頼を積み重ねる大きな一歩になります。