採用難の今、会社が『まずやるべきこと』は求人票ではない
いま、どの会社でも「採用が難しい」「応募が来ない」という声を聞きます。
この状況で多くの企業が真っ先に手をつけるのが “求人票の改善” なのですが――実は、ここから着手するとうまくいかないことがほとんどです。
なぜか。
求人票は“会社の仕事をどう言語化するか”の最終アウトプットだからです。
つまり、会社の中身が整理されていなければ、いくら表面を磨いても効果が出ないのです。
■ まず、会社がやるべきこと
結論から言うと、
仕事内容の棚卸し(Job Audit)
これが最優先です。
採用がうまくいかない企業ほど、
・現場が何を求めているのか
・どの仕事が本当に採用対象なのか
・誰が採用の主語になっているのか(社長?現場?人事?)
このあたりが曖昧なまま、求人票だけ先に作ろうとしてしまう。
すると、現場が求めている人物像と求人票の内容がズレてしまい、
応募者が「違う会社に来たみたい」と感じて辞退するというパターンが起きます。
■ 採用成功の9割は“事前の棚卸し”で決まる
エアロステージが採用支援をするとき、最初の1〜2週間で必ずやるのが「仕事の棚卸し」です。
具体的には、
・現場のキーマンにヒアリング
・実際の業務フローの可視化
・優先すべきポジションの整理
・「いま本当に必要な人材は誰か?」の再定義
ここを丁寧にやるだけで、採用精度は一気に上がります。
● 実例
過去に支援した3社とも、棚卸しをしただけで
・求める人材像が明確化
・選考基準が統一
・社長・人事・現場の認識が一致
・求人票がスッと書ける
という状態になり、結果的に
求人を変えただけなのに応募率が上がる
という現象が起きました。
求人票を変えたというより、
“会社の中身が整理されたから、自然と応募が増えた”
というのが実態です。
■ 求人票は「最後でいい」
よく“求人票を先に見せてください”と言われますが、
実は求人票は最終工程です。
・仕事内容が言語化され
・必要な要件が定まり
・社内の認識が揃い
・選考フローが決まり
ここまで整った状態で書くから、
刺さる求人票になる。
逆に、ここが整理されていない会社ほど、
「どんなに求人票を直しても応募が来ない」
という悪循環に陥ります。
■ まとめ
✔ 求人票から着手するのは順番が違う
✔ 最優先は“仕事内容の棚卸し”
✔ 採用成功は、採用活動ではなく“社内整理”から始まる
✔ 求人票は最後に書けばいい
エアロステージでも、このプロセスを一番大事にしています。
採用に悩む会社ほど、“外に発信する前に、中を整える”。
ここを丁寧に進めることで、採用は驚くほどスムーズになります。

